購入してからほぼ毎日の様に使用しているリール。
それがスコーピオンMGL 150XGです。
ロッドはほぼゾディアス158MLにセットしてます。
正直な感想は尖った部分はカラーリングだけの素直なリールです。
前モデルとのザックリとした違いはMGLスプールになった、ラインキャパが少し減り、SVSインフィニティが最新の物になり、マイクロモジュールギアが入りました。
スプールがMGLになりましたが、ラインキャパシティは多めなので若干スポイルされている感じがしますが、前モデルから比べると随分と回転は軽くなったと思います。ですから、軽い力で投げられるのでアキュラシーの向上、延いては飛距離も向上しています。
これは賛否ありますがラインキャパシティが減ってます。でも20ポンド100mが20ポンド80mになったくらいなのでそんなでもないですけどね。
SVSも前モデルは効きが安定しなかったのが終始安定してますし、調整幅も広く細かくなりました。
マイクロモジュールにより巻き心地もかなり良くなっていますね。
さて、ここからマイナスポイントです。
①ハンドルが長い
ノーマルギア、ハイギアは42mmなんですがXGは45mmなんですよね。
僕が使っているロッドは5ft8インチのゾディアスでトップウォータープラグを多用するのですが、このハンドル長がジャーキングやトゥイッチをやにくくしています。
ハンドルは短い方がブレにくくなりますし、回すのも楽になるんです。
掛けた後より操作してる方が時間は長いのですからそちらの方を優先したい。
ハンドルを交換しようと検討していますが、お手頃価格のリールを追銭して改良するのは気が進みません。
アンタレスDCMDもハンドル長が長いので16アンタレスDCの物に交換しようと思っていますが、シマノさん!最初から短いハンドルにして下さい!
②クラッチにラインが挟まる
これはラインをナイロン16ポンドにしていた時にたまにありましたが、僕は釣り終了時にしばらくキャスティングして遊ぶのですが、苦手なキャスティングをすると時折バックラッシュします。
そのバックラッシュを直していると、いつの間にかラインがクラッチレバーの左右の隙間に挟まってることがあります。
これがまた外し辛くて、無理に引っ張るとプラスチック部品が破損しそうなのでとても大変です。
20ポンドではまだ挟まった事がないので、運が良いのか太さ故に挟まらないのかのどちらかだと思います。
16ポンドとか、このリールで一番使う太さだろうに頼むよ、シマノさん!
個人的なマイナスポイントはこのくらいですね。
総合的に見るとスコーピオンMGLは非常に優秀なリールです。
バスは当然のこと、ナマズや雷魚を掛けてもスルスル寄せられます。
見た目も14のような安っぽさもないし、性能は必要にして十分です。
これが2万円台前半で買えるのですからヘビーユーザーに是非オススメしたいですね。
これにセットするロッドはスコーピオンだと1〜2パワー、若しくはビッグベイトを使うなら1703とかがドンピシャだと思います。