最強ワームです。
恐らくワームはこれだけあれば僕は十分だなと思います。
とても有名なワームですから説明することもないですが、これからフレッシュウォーターの釣りを始められる方向けに簡単に説明しようと思います。
ゲーリーヤマモトのファットイカ
バックスライド系ワームの元祖と言われているワームです。
自重はオリジナルモデルは約12g、ハードモデルは約11g、ベビーモデルは約6gです。
特徴はその個性的な形状と高比重さ。
個人的にはノーシンカーで使用するのが主だと思いますが、テキサスなんかでも良いと思います。
まぁ12グラムあるのでスピニングでもベイトでもノーシンカーで十分だと思いますし、その方がこのワーム本来の動きも良く出ると思います。
特別なタックルを必要としないところも最強ワームだと感じる理由の一つです。
ネックはオリジナルの耐久性と価格です。
じゃあヘビーにすればいいじゃないってなりますが、ヘビーは本数が少ないんです。
あとオリジナルは塩が入ってるのでフックが錆びます。
フックはカバーなどに入れることが多いのでオフセットフック使用がほぼ100%でしょう。
フックサイズは4〜5番が一般的。
アクション優先ならそれより小さくても良いと思います。
ワームの刺す向きですが、一般的なのはスカートから刺す方でしょう。
この向きだとワームがバックスライドしながらフォールしますので着水点より奥へワームを送る事が出来ます。
注意点はフォールさせる時はラインを張らないこと!
このワームの良いところはカバーへ送って魚がいなかったら回収、ではなくてそこから魚を誘いながら回収出来る事です。
ファットイカは魚を寄せる力があるのでカバー周りだけを探るのは勿体ないと思います。
カバー→ズル引きorリフト&フォール、こんな感じで使ってみて下さい。
次にスカートがない方から刺す方法、これだとバックスライドはしなくなりますがトゥイッチするとダートするようになります。
タイミングはやはり魚の活性が高い時、浮いている時です。
ワザとスキッピングしてから魚の目線を上げてやる方が効果的です。
他には逆刺しはテキサスのズル引きなんかに向きます。
高比重なので12gとは思えない飛距離が出ます。
僕が好きなルアーの条件は、良く飛んで、難しい操作を必要とせず、マルチに使えることです。
ファットイカが何故最強ワームだと思うのかが少し理解していただけたでしょうか?
昔からあるルアーで未だに変わらずに売られているのには理由があります。
これよりも良い物があれば淘汰されているはずですが、そうではないという事はファットイカがそれだけ凄いということです。
ちなみにソルトの漁港周りのロックフィッシュにも良いですよ!