釣り方というと大袈裟ですが笑
転居してきた場所がナマズがたくさんいる地域だったので海釣りを封印して約一カ月ほど毎日川釣りに専念した中での実体験を元に書きたいと思います。
1.ロッド
僕がナマズ釣りに使用するロッドは手持ちのワールドシャウラ1652R-4と1754R-2、2701FF-2(いずれも旧赤)です。
1652は20g程度のルアーを使用する時、1754Rは雷魚も積極的に狙う時、2701は10g程度のルアーを使用する時にといった使い分けです。
川や池の広さによると思いますが、ロッドは各メーカーから発売されている20g前後のルアーを扱えるものであればなんでも良いと思います。
調子も特にはないかな、でもトータルで楽なのはレギュラーからスローでしょう。
2.リール・ライン
僕はベイトはアンタレスDCMDにPE2号、スコーピオン200HGにナイロン20ポンド、カルカッタコンクエスト400にPE4号。
スピニングはステラ3000HGMにPE0.8〜1号です。
ライン強度は20ポンド前後あれば十分だと思います。
ギア比はハイギア以上が良いと思います。
3.ルアー
僕が使うのは主にペンシル、ポッパー、スイッシャー、ジタバグ系などのトップウォータープラグです。そのほか、ミノーやスピナーベイト、バズベイト、バイブレーションも使います。
あ、フロッグも使います。ポッピング出来るタイプが良いと感じました。
ルアーはバス用でも良いと思いますし、ホント何でも良いと思います。
ただバッチャンバッチャンいわすものより、大袈裟な音ではないものでゆっくり引いてもアクションして音も出すようなタイプの方が安定した反応をもらい易い様に感じました。
それと、出来たらバーブレスにするかダブルフックに交換した方が良いです。
ルアーがずっぽり口の中に入っていることが多く外しにくいですから。
3.場所
整備された川の場合、まずポイントに着いたら足元左右の護岸のキワを通すことをオススメします。
キワキワじゃなくもいいけどキワキワの方がより良いと感じました。
ピックアップ寸前に下から食いあがるパターン、多いです。
次に対岸のキワ。
次に進行方向の先に撃ちながら移動します。
これは他の魚にも言えることだと思いますが移動先の魚に警戒されないようにする為です。
一通り撃ったら、僕の場合はそこからジタバグ系のルアーをスタート地点方向のキワにキャストしてテクトロです。
その他、排水している場所もかなり期待出来ると思います。
整備されていない川の場合、植物が生い茂っていて所々岸寄りに窪んでいるようなところ、木や草が垂れ下がっている辺り、リリーパッド付近を探ります。
以上の辺りを撃っていけば居れば反応があるかと思います。
4.時間・時期
一番釣り易い時間帯は日没から2時間ほど経ったあたりだと感じましたが、それ以外の時間でも日中でも釣れます。
時期は春の終わりから秋までじゃないかなと思います。雨が多い時期が最盛期なんじゃないでしょうか。
5.アクション
ジタバグ系はタダ巻きでオッケーです。
巻いてくるスピードはその日によってまちまちですが、一番ゆっくり巻いて音とアクションが出来るスピードの方が反応し易いと思います。
加えて、巻き続けるかストップ&ゴーで行くかもその時によると思います。
ペンシル、ポッパー、スイッシャーはゆったりと操作した方が良いと個人的には思います。
沈むルアーはレンジキープ出来る速さで良いと思います。
トップウォータープラグ使用で僕がやっているのは着水時は一旦ポーズさせてやることと、リリーパッドや草が浮いているような場所をかすめるような軌道で巻いてくること、そしてそこに近づいたらギリギリでピタっと止めることです。
これをすると格段に反応をもらいやすくなりました。
6.ファイト
まず、落ちパク・ピックアップ寸前ヒットもそこそこ多いので気を抜かないことです。
『あーあ、いないや』とシャーっと回収してきてルアーが水面から出た時にナマズが実は追いかけて来ててバコッと出てサーっとターンしていくのを何度も経験しました。
それ以来、僕は回収時でも必ず足元付近で一度止めてポーズを入れるようにしました。
基本的にナマズは積極的に掛けていく釣りじゃないと思いますので重たくなった、引きを感じたらロッドを立てるくらい、若しくは巻きの合わせで良いと思います。
即合わせはほぼバレると思います。
引きは海釣りしている人だとなんとなくわかっていただけると思いますが、エソに近いかな?それに持続力がやや増し、ローリングが入る感じです。
ですので慌てなくて大丈夫です。
7.まとめ
ナマズは昼夜問わず釣れ、引きもそこそこ、何よりトップでバコッと出ると興奮します。特段専用タックルも必要ないので手を出しやすいと思います。狙った場所に落とす良い練習になると思いますし、トップウォータープラグの練習にもなると思います。総合的に自分が成長出来ると思います。
なお、これらについては僕はほぼオープンウォーターでしかやっていませんので全てのフィールドに通用するかは不明ですので悪しからず。