まぁ古い古い、今から10年以上前のアンタレスです(部品が無くなる前に内部はメーカーオーバーホール済)
傷は沢山あるし見た目も古臭い。
でもね、こんな古いアンタレスですが腐ってもアンタレス、飛距離はブッ飛びなんです!!!
天候や投げるルアーに左右されずにどんな状況でも飛距離を出せる、それがシマノのDC機です。
その中でアンタレスだけは別格で
軽くて大きなスプール、村田さんのキャスティングデータが入った基盤のお陰で他のDC機より飛距離に振ってます。
なんでこれを使うの?ってことなんですが。
僕はほぼソルトウォーターの釣りで、そしてナイトゲームがメインなんですよね。
しかもベイトリールはヘタクソ汗
だから夜間の分かり辛いサミングのタイミングとを気にせずに投げられる方が有難い。
『キィーン』と鳴るDC音とそのタイミングでサミングをしてます。
そんなこんなでオフショア以外はシマノのDC機におんぶに抱っこです。
しかし、DC機だからバックラッシュしないとか、初心者向けのリールだとか、そういう事じゃないので勘違いしないように。
DC機だってサミングは必要だし、初心者の方がノーバックラッシュで投げようと思ったらブレーキ強めで飛距離が出ません。
DC機は回転数を検知して最適なブレーキを掛け、どんな状況下でも最高の飛距離を追求したリールです。
ですからベイトキャスティングの基本が出来ないとバックラッシュ(それでもDC機以外のリールよりは軽微ですが)しますし、例えばこのアンタレスのロングディスタンスモードなんかは特に飛距離を出すモードなので上手い人じゃないとブレーキMAXでも即バックラッシュです。
僕もLモードはメタルジグの様な空気抵抗が少ないルアーで追い風じゃないととても投げられません汗
つまり全然使いこなせていないって事ですよね。
『もっと使えるように上手くなれよ』と言われているようで非常にピーキーなリールですね。
現行の18や16はこの06アンタレスDC7よりはマイルドになっていますが、それでいて飛距離は伸びているのが技術の進歩ですね〜
シマノのDC機ってどうなのよ?とお思いの方は一度騙されたと思って使ってみて下さい^_^
スコーピオンやメタニウムの様なマイルドなスプールのDC機はラインキャパがマッチするならおススメですし、シーバスやPEメインならエクスセンスDCがおススメです。
最後にある程度のウエイトがあるルアーを投げるのであればアンタレスDC一択です。